こんにちは、メガゆうすけです。
先日、数年前の旅行を振り返りたくて撮影した動画を見返したところ、あまりの画質の粗さにビックリ。全体的にぼやけており、あの感動的な風景にはほど遠い状態でした。
あまりにショックだったので友人に話したところ、「動画を高画質化できるサイトがあるよ!」と教えてもらったので、自分でも色々と調べて試してみました。今回は、「昔の動画を鮮明にしたい」や「うっかり低画質で撮影してしまった」という方の参考となるように、動画の高画質化サイトの体験談を紹介します。
目次
動画が低画質になる原因
「そもそも、なぜ動画が低画質になるの?」と思ったので、原因について調べてみました。その結果、主な原因は以下の4つが考えられるとのことです。
1. 撮影機材の性能
動画が低画質になる理由として最もイメージしやすいのは、撮影した機材の性能が低い場合です。例えば、昔の動画が低画質なのは、当時の技術力と現在の技術力に大きな差があるためです。ひと昔前の機材であれば、多くの場合で画質の粗さが目立ってしまうでしょう。
2. 低画質の設定で撮影
最新のスマホで撮影した場合も画質が荒くなることもあります。それは、低画質に設定して撮影した場合です。とくに、動画ファイルの容量を抑えるために、画質の設定を変更する方は起こり得る原因といえるでしょう。
3. 送信時の圧縮
友だちや家族が撮影した動画が粗い場合は、LINEやメールなどで動画を送信する際にファイルを圧縮している可能性があります。動画は、圧縮時に画質が粗くなるためです。
4. ディスプレイの高解像度化
ディスプレイを高解像度のものに変更すると、動画の画質が同じでも粗く感じることがあります。今回の私の場合は、昔のデジタルカメラで撮影した動画なので、撮影機材の性能によるものでしょう。
自分でできる動画の高画質化
調べたところ、自分で動画を高画質化する方法もあるようです。具体的には、以下の調整を行うことで画質を鮮明にできるとのことです。
しかし、これらの方法は動画編集の知識や技術がないと対応できません。初心者の私には難しいと感じたため、この方法は見送りました。
AIを活用した動画の高画質化サイト
初心者の私でもできる方法として、インターネットを探したところ、AIを活用した動画の高画質化サイト「4DDiG AI動画高画質化」を見つけました。「AI技術により動画の解像度を最大4Kにできる」という点に惹かれて、試しに640×360の解像度の動画を2560×1440に高画質化してみました。ソフトの使用方法と高画質化した結果を詳しく紹介します。
まずは、「4DDiG AI動画高画質化」のサイトからソフトをインストールして、立ち上げた画面は以下のとおりです。
次に、左サイドバーの「AI高画質化」をクリックします。
動画高画質化の「今すぐ開始」を選択します。
「動画を追加する」から高画質化したい動画を選択します。
ファイルを選択すると、上記の画面が表示されます。この画像を見ても、画質が粗いと分かりますね。
4DDiG File Repairを利用した高画質化の場合、「一般モデル」「顔専用モデル」「アニメモデル」の3つのAIモデルを選択できます。今回は、風景の動画のため「一般モデル」で、解像度を元の画質の4倍の2560×1440に設定して高画質化しました。
「今すぐ高画質化」を選択すると、プレビュー画面が表示されるので、確認後に「すべてのエクスポートする」をクリックします。
エクスポートが完了すると、「フォルダを開く」から高画質化した動画を確認できます。ドキドキしながら動画を確認してみたところ、結果は大変満足のいくものでした。元の動画と高画質化した動画の細部をアップした画像は、以下のとおりです。
上の写真は分かりやすいように一部をアップしていますが、全体を通してみても細部まで鮮明になっており、想像以上の仕上がりでした。
※今回は元の4倍の画質にしましたが、「4DDiG AI動画高画質化」は480Pや720Pの動画を1080Pに変換することも可能です
他のおすすめサイトは「Cutout.Pro」
やはり、AIを利用した動画を高画質化するサイトは専門知識やスキルを必要としないため、サイト選びのポイントとなります。そこで、「4DDiG AI動画高画質化」の他にもAIを活用したおすすめサイトを紹介します。
それは「Cutout.Pro」です。
今回は「4DDiG AI動画高画質化」で満足できる結果が得られたので、試してはいませんが、このサイトも同様にAIを活用しています。AI除去やカットアウトツールなど、機能が豊富な点も魅力です。
感想
今回は、画質の粗い動画を「4DDiG AI動画高画質化」を利用した体験談を紹介しました。実際にソフトを使用した感想は、「操作方法が簡単で分かりやすく、想像していた以上に画質が鮮明になった」です。率直に「AIはすごい!」と、驚きの体験となりました。動画を高画質化したい方は、試してみて損はないと思います。